そもそも、バリ島ウブドとは?
ハワイに続き昨今多くの旅行者を魅了するバリ島は、インドネシア共和国に管轄されます。インドネシア共和国が抱える島は多く、首都はジャカルタですが、うちバリ島は観光産業が盛大な島であり、毎年世界中から多くの観光客が渡航してきます。
バリ島は、だいたいクタ、レギャンスミニャック、クロボカン、ヌサドゥア、ブノア、ジンバラン、サヌール、ウブド、バトウブラン地区に区分されています。
バリ島のデンパサール空港へは日本から直航便を利用して約7時間から8時間の航路時間です。現在の航空会社は、JALが撤廃したために「ガルーダインドネシア航空」が主流です。ウブド地区はバリ島の中でも最も日本人観光客が多いことで知られています。ハネムーンから家族旅行まであるなか、ウブドは女性お一人さまでも安心できる地区です。
ウブドの観光名所とホテル
ウブド地区のホテル保有率は高く、宿泊する観光客は多いものです。もっとも有名なホテルを幾つかご紹介します。
どちらもウブドのリゾートホテルであり、立地は周辺を山林で囲まれたところにあります。
ほとんどがプールを備えていますが、山間部の冷え込みがあると利用できないことがデメリットです。
景色を楽しむためには充分に眺めの良い施設です。
ウブドの主な観光名所をご紹介します。
ウブド市場
いわずとしれたウブド市場は誰もが一度は足を踏み入れるエリアです。値段交渉が通ですが、一度は訪れたい場所です。
ウブド王宮
ウブド宮殿は、夜間になると舞踏鑑賞が開催されています。宮殿内での鑑賞は、昔ながらの木製イスです。ローカルなお祭り気分で鑑賞すると参加者のょうに一体感があります。公演内容はその都度変わります。連泊中は通ってみても面白いと思います。チケットは即日宮殿前で購入できます。
モンキーフオレスト
日本とは異なる種のお猿さんがいっぱいいます。最近は観光客の荷物を奪うなど日光猿のようにいたずらばかりしているそうです。
ライステラス
ウブドを訪れると必ず見るべき棚田です。カフェで食事を楽しみながらの棚田を眺めることができます。
観光スポットは紹介しきれませんが、ウブドには美術館をはじめとして宮殿カフェが多く点在します。
ウブドの魅力とは?
ウブドの魅力はなんといっても、芸術の文化にあります。名所や拠点を紹介しながら魅力を語ってみたいと思います。
- 美術館が多く存在する
ネカ美術館をはじめとして絵画のまちです。
- 日本にも棚田はありますがウブドの棚田と比較すると興味深いところです。
- カフェが点在している
ローカルカフェからオシャレなレストランまで、日本の飲食店レベルまでが揃っています。インドネシア料理に食べ飽きたらイタリアン料理や和食のレストランを利用することもできます。
- 街スパが点在している
女性に人気のスパですが、ウブドはフランジパニをはじめとして多くの街スパがあります。散策で歩き疲れたら街スパで休憩というプランも多いものです。
- 舞踏鑑賞が多い
舞踏鑑賞できるエリアが多いことが特徴です。
他のバリ島地区と比較したウブドの魅力
観光の拠点であるウブドは、名所とカフェなどの多さからもにぎわいます。他の地区と比較して旅行者中心の街の光景と言ってもいいかもしれません。
山林とアユン川に囲まれている
他の地区がビーチ沿いにホテルを拠点としていることに比べて、ウブド地区のホテルは、山林とアユン川を周囲に囲まれた環境にあります。ホテルからの景観は、熱帯林、椰子の木、ライステラスが占めます。
冷え込みは強い
気温は山林のウブド地区の方が冷え込みが強い特徴がありますが、夏季の蒸し暑さは避けることができます。のどかな風景に心癒される日本人が多数です。ウブド地区はバリ島のなかでもホテルの数が多く人気があります。
散策好きな日本人にはいいかも
観光名所以外でもカフェやレストラン、街スパが多く軒を構えています。散策の好きな日本人にとくに人気があります。
インドネシア料理が若い女性に人気です。飽きればイタリアンや和食のレストランも点在しています。
以上ウブドと他の区域の違いをあげてみました。
お勧めの観光スポット
ウブドにはお勧めの名所が多くありますが、そのなかでも一押しのエリアをピックアップしました。
カフェ ワヤン
「カフェ ワヤン」は、ウブド市内のカフェです。便利な立地と、ボリュームとコスパの評判が良いことで評価の高い店です。当カフェの魅力は街歩きにちょうど良い立地条件と、町カフェとは思えぬ寺院を彷彿させる建物で食事を楽しむことができるというエンターテイメントにあります。夜のカフェはリゾートホテルを思わせるムードが漂います。
料理はナシゴレンなどのインドネシア料理とポピュラーですが、日本人、外国人問わずリピート率が高いカフェです。日本人には既に有名なカフェですが、一度は訪れる価値のあるおすすめのインドネシア料理店です。
ブルーラグーンビーチ
ブルーラグーンビーチは、バリ島パタンバイにある海岸線の入江です。バリ島では随一の透明度を誇る海中で、シュノーケリングを楽しむこともできます。
波が荒くなることもあるので、シュノーケリング初心者やカナヅチであれば景色を楽しむ目的で訪れると良いでしょう。
スピリチュアル、パワースポットとして穴場です。
アシタバ
スミニャック地区に店舗をかまえる「アシタバ」はアタ製品を販売している雑貨店です。路面店の小面積の店舗ですが、高品質のアタ雑貨店として日本人にとても人気があります。
工房からのアンテナショップになっているという雰囲気で、各アイテムと品数は少数精鋭ですが、クオリティは工房で直接購入する位に信用度の高いショップです。
十分に楽しめる
ウブド市場巡りや値切り交渉が趣味であれば充分に楽しむことができるスポットです。値切り交渉が面倒であれば、言い値で購入すれば良いし、雰囲気だけ楽しむこともできます。個人的にはバックパッカーやローカルなショップを好む観光客に案内したいエリアです。
まとめ
バリ島ウブド地区の魅力は語りつくすことができません。景観、地元の文化、カフェ、椰子の木々、アユン川の清流、ガムラン音楽、地元の女性たちの舞踏、インドネシア料理、全てが嫌しの要素になるのです。
ウブド地区は山林で他の地区よりもゴキブリとヤモリが出没しやすいですが、それもご愛嬌と捉えることが必要です。まれにリゾートホテルでも部屋に侵入することもあります。
日本でも山手の家は夏のお盆も過ぎれば、黒い大きな種類のゴキブリが山林から飛んでくることがあります。
環境を鑑みれば当然の自然現象です。日本人はどうしても清潔志向でゴキブリを毛嫌いしますが、茶ゴキブリと違い山林のゴキブリは食品に群がるゴキブリよりも昆虫類に似た動きをしています。あまり怖がらずにリゾートを楽しむことがウブドでの過ごし方です。
道路は道がでこぼこしており、夜間の歩行は危険な箇所もありますが、こうした情報も事前に心得ておく方が良いでしょう。
バリ島を訪れる時は、ウブドを拠点にしてみると楽しいローカルな旅を味わうことができます。ハネムーンにもバックパッカーにもオススメのウブド地区のご紹介でした。
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