私はアクセサリーが大好きです! と言っても高価なジュエリーではなく、毎日気軽に着けられるものを好んで選んでいます。ネックレスや指輪もしますが、中でもこだわっているのがピアス。両方の耳たぶと右の軟骨、計3箇所に穴が開いています。
それでピアスも色々持っているのですが、特にお気に入りなのが「matori」というブランドのもの。とっても気に入ってヘビーローテションで使っているので、その魅力をご紹介します!
matoriのピアスとの出会い
最初にmatoriのピアスを知ったのは、ハンドメイドアクセサリーのセレクトショップでした。さすがに個性的なものがたくさんあったのですが、とりわけ目を奪われたのが、不思議な素材と形の大振りのピアスたち。
安くはないのでその日は買わず、給料日後にやっぱり諦められない!と再び来店しました。それらのピアスを見てみると、どれも「matori」のタグが付いていました。
matoriってどんなブランド?
調べてみたら、ハンドメイド好きの女性にはわりと知られたブランドのようで、公式サイトもありました!池尻麻依さんという女性が、2013年に立ち上げたという、まだ新しいアクセサリーブランドです。
池尻さんは30代で、写真で拝見する限りおしゃれで可愛らしく、女性が憧れるような人!ピアスから受ける朗らかで前向きなイメージにぴったりで、こんな人が作ったピアスなんだと思うとさらにテンションが上がります。
ハンドメイドの1点モノ
matoriのピアスはどのデザインも基本的に大振りで、少なくとも見た目には複雑そうな作りになっています。それもそのはず、ひとつひとつ手作業で色を付けているそうです!
ベースとなるデザインは何種類か決まっていて、それぞれの形に合わせて詩的な名前がついています。たとえばくるくると螺旋状のモチーフがついているものは「girls hair」、ぼやけたポップな色合いのプレートがついたもなは「candy chip」など、聞くだけでワクワクしてしまう名前ばかり。
ベースやカラーは決まっていますが、実際には手作業で完成されるので、まったく同じものというのはありません。だから、量産されてたくさん並べられているアクセサリーとは違う贅沢さがあるんです。
存在感たっぷり
大振りのピアスは、耳元でも強い存在感があります。matoriのピアスは、店頭に並べられている時点で、ひときわ目を引きました。ハンドメイドの個性的なアクセサリーが他にもずらりと並べられていたにも関わらず、です。それだけインパクトがあって印象に残るんです。
しかも、だからといって奇抜というわけではありません。大きくて派手なだけのピアスなら、どこにでもありますよね。でも着飾るのが好きな派手な外見の人にしか似合わなかったりします。それに対してmatoriのピアスは、人を選ぶことはありません。上品で、地味な雰囲気の人にだって、きちんと寄り添ってくれるんです。目立ちはするけれど決して下品にはならない、絶妙なバランスで、形、色、サイズが計算されているようです。
きれいな色使い
絶妙なバランスの秘密は、特にその色使いにありそうです。というのも、matoriのコンセプトは「耳たぶから溢れる絵画」。作家の池尻さんは芸術大学で絵画や造形を学んだ方だけあって、色の持つパワーには人一倍敏感なようです。どのピアスも、カラフルだけどうるさくはない、不思議な色合いを持っています。
私が初めに買ったピアスは、真ん中に新宿がついている白ベースのもの。白とはいっても1色ではなく、素材のせいもあって薄いピンクや水色など、何とも形容しがたい色にキラキラ反射して光ります。
濃く強い色は面積を控えたり、ワンポイントのみにしたりして、基本的には淡い色が多く使われています。境界もぼかしてあるので、夢のような素敵なカラーが実現されているんです。
着けていて疲れない
形ももちろん個性的で、360℃どこから見ても美しい立体的なデザインです。作りは単純ではなく、いくつかのパーツが組み合わされているものがほとんど。サイズもかなり大きいので、一見すると重くて耳に負担がかかりそうに見えます。
ところが持ってみてビックリ。すごく軽いんです!そして耳に着けてみてさらにビックリ。耳たぶが引っ張られる感じがまったくありません。それくらい軽いんです。
これは素材にこだわっているおかげで、豪華に見えるけれどプラスチックや木材など、軽いもので作られているそうです。特に木材というのは珍しいですが、これに色を塗ると独特の雰囲気が出るので、木材を使ったシリーズはとても魅力的です。
私は樹脂とプラスチックのものを選びました。大きいので髪やイヤホンに引っかかることは当然ありますが、重さが気になったことはなく、むしろ着けているのを忘れてしまうくらい自然な着け心地です。
1年保証付き
ハンドメイドなので、買った商品には保証書がついてきました。パーツが取れるなど壊れてしまったら、可能な限り直してくれるとのことです。これは嬉しいというか安心ですよね。最初に買った時は、あまりに気に入っていたのもあり、壊してしまったらどうしよう…とビクビクする気持ちもありましたが、保証書のおかげでかなり楽になりました。
外に出ないともったいないですもんね!それにせっかくの一点モノですから、作り手の方々も長く使ってほしいのでしょう。ちなみに週に2〜3回はつけて半年くらい使っていますが、本体もキャッチの部分も、まったく問題なく元のままです。
matoriのピアスはどこで買えるの?
百貨店などにも置いているようですが、私は新宿のセレクトショップで買いました。また、ネットショップがあるのでお店が見つからなくても買えますよ。
ただ、できれば耳に合わせてみてから決めたいですよね。同じデザインでもひとつひとつ微妙に違うので、近くで見つかれば一度は店頭で試してみるのがいいと思います。私はショップのお姉さんにさんざん付き合ってもらって悩んだ挙句に決めました。大振りということもあって、置いてあるのと耳元に寄せてみるのでは、印象が違ったりするんです。それに耳たぶの裏から色をチラ見せするようなデザインもあって、単独で見てもなかなかイメージが湧きません。
実物を見てからネットショップを見れば、色違いなどもそろっているので選択肢が広がるかもしれません。ちなみにお値段は、ピアス1組あたり5000円〜10000円くらいといったところ。ハンドメイドなら妥当かなと思います。普段使いもできるし、パーティーなど華やかな場にも合うので、損はないですよ!
終わりに
matoriのピアスをしていると、会った人に必ずピアスのことを聞かれます!「かわいいね」と褒められることはもちろん、「重くない?」と心配されることもありますが。いずれにせよ必ず目がいく存在感のあるピアスです。
友人の結婚式に出席するなど、フォーマルで華やかな場にもぴったりですし、ユニクロの無地のワンピースなど地味めなファッションの時でも、ピアスをするだけでコーディネートがワンランクアップします。時間がない日やヤル気が出ない日でも、着けるだけだおしゃれに気を使っているように見えるので特ですよ。
ここのピアスを見せたいがために、髪をアップにする日が増えました。同時に気持ちまで明るくなるから素敵です。matoriのピアスデビューをしたら、ぜひ耳元を出して出かけてみてくださいね!
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