サメの興味深い生態5選と気をつけておきたいこと

そもそもサメの種類は何種類いるの?
サメは世界に509種類、日本では130種類確認されています。全世界で少なからず一匹は必ず海を泳いでいる生物です。
サメの興味深い情報について5つあげます。

サメの生態

サメは4億年前から生息していた。

サメは4億年前に浅い海で進化していたと言われ、現在のサメと4億年前のサメにはほとんど容姿に変わりがなく、以来大きな変化はないため、生きた化石とも言われている諸説もあります。ちなみに、ゴキブリと同じくらい前にいるらしいです。

一度泳ぎだすと止まれない。

本来の魚は軟骨で出来てます。サメの場合は硬骨に進化して出来ていています。軟骨魚には進化せずに硬骨のままで現在に至っているらしく、硬骨により自在に動かないため、能動的にサメはブレーキをかける能力がありません。一度泳ぎ始めると止まるブレーキがないので止まることができないのです。

一匹の母親からは一匹の子供しか産まれない。

興味深いところが、サメは生殖について特に他の生物とは、全く違うことがあります。
動物によっては一つの体から何匹〜何百匹と産まれることがあります。人間も双子や五つ子など産まれる事例もあります。しかし、サメの場合は必ずと言っていいほど、一つの体からは、一匹しか産まれません。出産は命がけですが、サメの場合は特に命がけで、体内に2匹以上の赤ちゃんを宿した母ザメは、出産前に死んでしまうことがあります。その理由として、サメの種類によって母ザメの体内で成長し、仔魚になります。

普通の段階では仔魚になりある程度の大きさになると出産という形になるのですが、仔魚が育っている間に後から宿した卵や仔魚がいる場合は、先に生まれた仔魚が卵や仔魚を食べてしまいます。これを「共食い」と言います。共食いをしている中で、母親の体内を傷つけたり、体内が耐えきれない場合は、母体が死に至ってしまいます。赤ちゃんの時から、体内で共食いをする生物はサメしかいないという諸説もあります。

電気需要感覚器をもつ。

ロレンチーニ器官(サメの頭部は小さな穴が開いており、穴の奥にゼリー状の物質が詰まっています。)があることにより、微弱な電流も感知することができます。具体的な数字で表すと、サメは100万分の1のボルトを感知することができると言われています。
深海に住んでいるサメは、光が届かないため海底にいる獲物を見つけるためにも、このロレンチーニ器官を使って獲物を正確に捉えることに特化しています。
逆に、サメの嫌いな電流というものもあり、サメが出た時に追い払う電流を開発し、現在では発売もされています。

一度人間を襲うと人間を襲うようになる。

具体的な根拠はないのですが、50mプールに血を一滴落とすと、その血の臭いに反応できる嗅覚を持っています。一度人間を襲ったサメは高い確率で再び人間を襲うようになります。

気をつけたいこと

サメの種類の中で人を襲うサメと襲わないサメがいる。
実は500種類もいる中で、人を襲うとされているサメは6種類しかいません。海水浴やダイビングしていて、サメの背びれを見た時には誰しもヒヤッとします。
しかし6種類しかいない中、6種類ともそれぞれに凶暴性が違います。

ホホジロザメ

ホホジロザメはよく、映画などで出てきます。サメ映画を見たことのある人は多いと思いますが、現在ホホジロザメは絶滅危惧種とされています。サメの中でも体長が大きいため噛む力は致命的です。人を襲う事例が一番多いため、一番危険なサメとされています。しかし、全世界で水族館で展示されていないサメでもあります。すごく繊細で神経質でストレスに弱いため、今の世界の技術でもホホジロザメを飼育することは難しいとされています。

イタチザメ

イタチザメは、現在では一番危険なサメとされています。何年と数が増えているのと、生息地が広くなってきています。ホホジロザメの半分くらいの大きさしかないのですが、好奇心が旺盛で、なんでも口に入れてしまうのが特徴です。ホホジロザメと違い、仲間で生息しているため集団行動が多いです。そのため、人間によってくるのは好奇心でよってくるのですが、なんでも口に入れてしまうのと、集団行動をするため囲まれてその場で出血すると大変です。

ヨゴレ

ヨゴレというサメは、あまり聞きなれないかもしれないですが、数で言えば多いです。海外では「一番遭遇したら生きては帰れないサメ」や「サメの中では一番危険」と言われているサメでもあります。その理由が分布範囲が広い事と、なんでも口にしてしまう性質です。

オオメジロザメ

オオメジロザメは、他のサメとは違い浅瀬にも出没します。非常に獰猛な性格とも言われ、もし遭遇して浅瀬に逃げたとしても浅瀬だから安心だということはありません。オオメジロザメは浅瀬を好むサメなのでどんなに浅瀬でも襲いにきます。

アオザメ

アオザメは、サメの中でも動きが早く気性が荒いです。世界ではフカヒレとして食べられていますが、実は人を襲うサメでもあります。体長は小さいのですが、俊敏な動きと気性の荒さは体の大きさとは関係ありません。

シュモクザメ

シュモクザメは、ハンマーヘッドシャークと言われ、他のサメの中でも一番見分けがつきやすいです。特徴的なのはアタマがカナヅチのようになっています。シュモクザメも仲間とともに集団生活をしているため、1匹出ると何匹か近くにいます。また、浅瀬にもくることがあり、死亡例も実際に出ています。日頃は浅瀬にくることはないのですが、シュモクザメが浅瀬に来た時は、お腹が空いているので特に危険です。

海水浴のシーズンになると、サメのニュースは特に気になります。
ここで押さえておきたいことは、出血をしていないか確認することです。サメは血でよってきます。出血をしていて海に入るのは襲ってくださいと言っているみたいなものです。
必ず一緒に同行している人と、怪我をしていないかなど確認してから楽しむようにしましょう。

万が一、サメに出くわすことがあれば、大きな音を立てるか、勇気があれば、サメの神経が一番通っているのは鼻と言われています。鼻を抑えると大人しくなると言う諸説もあるため、どうしてもどうにも逃げられない時はどちらか試すのも命を救う方法です。

事前にサメが出ていないかなど、情報を得た上で、海水浴に行きましょう。
しかし、サメは大きい体で獰猛な性格とは言われるものの、臆病な性格でもあるため、よっぽどの事がない限りは、サメの方から近づいてくることはありません。しかし、繁殖期や食欲が満たされていなければ、よって来て人間を襲ってしまうため、安易な考えと好奇心などでサメに近づいたり刺激するようなことはしてはいけません。

サメが出たり、見つけたりした時は周囲に知らせ、速やかに陸上に上がるようにしてください。さっきも言った通り、浅瀬に逃げて浅瀬にくるサメもいるので、必ず安全な陸上であれば、サメは陸上に上がってくる事がないので安心です。
サメの興味はなくても、片隅にサメの見た目の特徴を頭に入れておく事で、遭遇した時に危険なサメなのか人を襲わないサメなのか判断がつきます。これから、ますます暑くなって来て、家族連れやカップルで海に行く事が多くなる時期にもなり、気候が暖かくなってきていて、サメも活発に行動範囲を広げてきているため、いつ遭遇してもおかしくはない状況ではあります。対策している海もありますが、防ぎきれていないこともあるため、各自の身の安全は自分たちで守るしかないです。