初めてのヨーロッパ旅行(バックパッカー)におすすめ!大好きなドイツの魅力

ヨーロッパ個人旅行(バックパッカー)に初挑戦ならドイツがイチオシ!

初めて個人旅行でヨーロッパに行くのなら、ドイツがおススメです。私はバックパッキングの一人旅でドイツ、イギリス、スペイン、イタリア、フランス、スイスに行ったことがありますが、この中でドイツが一番旅しやすい国でした。

ヨーロッパ一人旅には旅費、旅のトラブル、治安などいろいろ心配もありますよね。そういった点を総合的に見た場合、ドイツは安心して楽しく一人旅できる国だと私は思います。
では、ドイツの一人旅のしやすさと国の魅力についてお伝えします!ちなみに、バックパッカーとして旅する方向けの情報です。旅費をおしまず大人旅をしたい方には参考にならないかもしれません。

ドイツは旅費が安くできる!バックパッカーに優しい食費事情

ドイツ旅行が個人バックパッカーにおススメの理由の一つは、ドイツは食費、宿泊費、交通費が比較的安いことです。
まず食費ですが、ドイツ国内の物価を見た場合、家賃や交通費の水準に比べて物価は安く抑えられているイメージです。スーパーに行けば、新鮮な野菜・果物、種類豊富なチーズ、パン、お菓子などが手頃な値段で売られています。どれも日本からするとだいぶ安いです。

特にチーズは日本の半額以下なので食べ放題です。食費にお金をかけたくない場合は、チーズ、パン、リンゴ、ハム、スプレッドなどを買いこんでユースホステルの部屋で食べるととても安くつきますよ。

手間をかけずに食べたい場合はトルコ系のファーストフード店がおススメです。ケバブとかユフカと呼ばれるトルコのサンドイッチが数百円で食べられます。パンやクレープで千切り野菜、チーズ、焼き肉などをはさんでヨーグルトソースをかけたもので、一個で栄養バランスもばっちりです。美味しいですよ。

体格のよいドイツ人に合わせてジャンボサイズなので、日本人女性なら1個で2食分になるかもしれません。ちなみに、同じものをイギリスで買ったら小さい割に高くて、イギリスは食費が高くつくなぁと思ったことがあります。

宿泊費と交通費もコスパが高い!

宿泊費に関しては、ドイツはユースホステル発祥の地であり、格安・清潔に泊まれるユースホステルがあちこちにあります。贅沢なホテルライフとはいかないですが、清潔で安全な宿が確保できコスパは高いと思います。ユースホステルによっては個室もあります。
交通費に関してはジャーマンレイルパスというお得な鉄道チケットがあります。ドイツ鉄道(DB)と一部の私鉄に乗り放題になる鉄道パスです。普通列車も乗れるし、ICEという新幹線のような高速列車にも乗れます。

指定席に座る場合は別途料金が必要ですが、ドイツでは高速列車でも普通席が多いので、ジャーマンレイルパスさえあれば街から街への長距離移動も楽々&お得です。

ベルリン、ミュンヘン、フライブルク、ケルン、ローテンブルクなど、観光にぴったりの街をガンガン回れます。鉄道システムが発達しており、行きたい街を駅員さんに言うと乗るべき列車、発車ホーム、時刻などをプリントアウトして出してくれます。端末を使い自分で調べることもできます。また、ドイツの列車は大陸仕様で幅が広く、荷物置き場もちゃんとあるのでゆったりと乗れます。
海外からの旅行者用のレイルパスはヨーロッパのほかの国にもあり、ユーレイルパスという数か国を回れるパスもあります。ドイツの専売特許ではないのですが、ドイツ鉄道は(比較的)時刻に正確で使いやすいため、ドイツ旅行のメリットに含めました。

ドイツは親切な人が多い!一人旅でも楽しいよ

ヨーロッパ数か国を旅して思ったのは、ドイツの人たちは親切で優しい人が多いことです。バックパッカー中にちょっと困ったな、と思ったときに一番声をかけてくれる率が高かったです。イタリアもすごく気さくな人が多いのですが、イタリアの場合は声をかけてくる人の内何割かは観光客狙いの下心がある人なので油断なりません(それはそれで旅の醍醐味かもしれませんが、初心者向けではないですよね)。ドイツは純粋な親切心から声をかけてくれる人が多いような気がします。
ドイツで出会った親切エピソードをいくつか紹介します。
電車に乗って網棚に荷物を載せる時、重たい・高いためにちょっとでも躊躇していると、隣の人が「よしきた!手伝ってやるよ」みたいなノリで手伝ってくれます。
道端で地図を広げていると、若い女の子が「迷ったの?」と声をかけてくれました。こちらから声をかけなくても、困っている旅行者を見るとスーッと近寄ってきてくれる率が高いです。ドイツではおじさん、おばさんに限らず10代20代の若者も親切でした。
列車の中で車掌さんに声をかけられ、何か注意されているみたいだけど早口のドイツ語で分からず困っていたところ、近くにいた学生カップルが「彼女はちゃんと切符を買って乗っている。問題ないはずだ」と私に変わって弁護してくれました。
こんな感じで、お店の人はもちろん街の人たちは旅行者に親切でした。イギリスやフランスはこちらから声をかけてもちょっと警戒されることが多かったのですが、それに比べると個人のバックパッカーが安心して旅行しやすい土地柄だと思います。クリスチャン的善き隣人習慣が根付いている感じでしょうか。

真面目な国民性で旅のトラブルも少なめ。英語も通じる安心感

ドイツはヨーロッパの中でも真面目・勤勉で知られています。日本人気質と似ていますね。そのためか、ドイツ鉄道はほかの国に比べて正確に運行されていますし、宿泊施設や旅行社、郵便などいろいろなサービスを利用した時もトラブルが少なかったです。
何かトラブルがあったとき英語が通じやすいのもいいですね。ドイツは英語とドイツ語のバイリンガルが多いです。特に大学生やサービス業のスタッフ、鉄道職員などはほぼ英語が話せます。こちらが片言のドイツ語だと分かったらさりげなく英語に切り替えて対応してくれます。

イタリアやフランスに比べるとそこも安心ポイントですね。鉄道駅でトラブルにあったとき、ドイツ語と英語をチャンポンにして話しかけても(どっちも中途半端なのでたまにそうなる)嫌な顔せず対応してくれました。

ドイツで出会える絶景

ここまで「旅のしやすさ」にポイントをあてて話してきました。初めてのバックパッカーでも安心して歩き回れる要素がドイツにはいっぱいです。
もちろん、旅のしやすさだけでなく旅の魅力もたくさんあります。イタリアやイギリスにも引けを取らない絶景・観光ポイントがドイツにはありますよ。大都会から中世の面影を色濃く残す街、アウトドア、建築、美術など幅広い魅力が一国で味わえるのも素敵ですね。
個人的に「素晴らしい!」と感動したところを紹介します。
まずはドレスデンのフラウエンキルヘ(聖母教会)です。中央にドームを配したバロック様式の教会で、とても優しくて暖かい教会建築です。第2次大戦の空襲で破壊されたのを再建したという歴史があり、ドイツとイギリスの和解の象徴にもなっています。外から見ても、中に入っても心打たれる教会です。
次にケルンのドーム(大聖堂)です。壮大・荘厳なバロック様式の大聖堂で、世界遺産です。ケルンに行ったらこれははずせませんね。ケルン以外にも、ドイツの街にはたいてい旧市街中心部にDom(ドーム)という建造物があります。Domはその街の大聖堂のことで、中世から近世にかけて街の誇りをかけて建造されたものが多く、どの街のDomも感動します。新しい街に着いたら、とりあえずDomに行くのもおススメですよ。
街全体の素敵さでは、南ドイツのフライブルクもよかったです。フライブルクの大聖堂は東山魁夷が絵に描いて有名ですね。昔の面影を残す街といえばハイデルベルクも素敵です。
今挙げた街ぜんぶ、ジャーマンレイルパスで回れるというのも嬉しいポイントです。
自然の風景が好きならば、南ドイツのボーデンゼー(ボーデン湖)やミュンヘンから南に向かったアルプス山脈がおススメです。南ドイツの小さな町は、まるでおとぎ話のように可愛いですよ。特に初夏は花に溢れていて綺麗です。
ほかにも書ききれない魅力がたくさんあります。

最後に

ドイツは鉄道で旅しやすい、親切な人が多い、社会システムがしっかりしていている、旅費を安くできる、見どころ満載、など総合的に見て個人のバックパッカーが旅しやすい国です。一人旅に挑戦してみようかな、という人にはおススメの国ですよ。基本的な安全には注意して、ドイツ旅行を楽しんでください。