人気のネザーランドドワーフの魅力と飼い方・選び方

そもそもネザーランドドワーフとは?

「ネザーランドドワーフ」は哺乳類動物の「うさぎ」の種類のことを指します。「ネザーランドドワーフ」は全長が大人で約15㎝から20㎝ほどに成長する体毛で覆われた哺乳類です。

 

私達が自宅で飼育している「ネザーランドドワーフ」は元々はイギリスの湖水地方に棲息している野生化したうさぎの種類ではなく、ペット用に市場に出回っている種になります。本来は体毛の色がイエローからブラウン系と言われていましたが、最近は市場ではホワイトなども見られるようになりました。

ネザーランドドワーフの飼い方

ペット生活

ペット用の「ネザーランドドワーフ」の主食は、主にペレットという固形のフードが中心です。ペレットには人工的にミネラルやビタミンなどの各種栄養素が配合されています。そのほかにも、うさぎが誕生してから永久に生え続ける前歯をこすり合わせる為の牧草や牧草ブロックも毎日必要になります。

 

水はいつでも吸水できるように、陶器に溜めておくか吸水器をゲージに取り付けておく必要があります。ペレットショップにはうさぎ用のおやつが目白押しに並べられています。ペットのうさぎも、人参やバナナ、大根の葉っぱなどの生鮮野菜を好んで食べてくれます。

 

個体によって好き嫌いがありますが、たいていの個体は人参やキャベツが大好物です。野生化したうさぎは、自然の山林に洞穴を利用し大型の鳥などから身を隠しながら暮らしていますが、ペット用うさぎは、ケージを利用して限られたスペースのなかで住みます。

一般的には約縦横60㎝以下のケージに、足元には主にプラスチックやスノコが用いられます。うさぎは排泄のためにケージ内のトイレをよく覚えてくれます。

ネザーランドドワーフの何が魅力なの?

出典:ecoblog.hht.ac.jp

イギリスはポタ氏の描くピーターによく似た性質であること

ネザーランドドワーフは、イギリスの湖水地方でポター氏により童話に描かれた小動物として登場します。そのなかでピーターと名ずけられたネザーランドラビットは、やんちゃなあまり、危険な畑に野菜を探しに出かけていきます。

 

ポター氏の描く通りにネザーランドドワーフは非常に好奇心が旺盛です。
飼い主が食べているものや、飼い主が集中していることに興味を抱き、「何してるの?遊ぼうよ。」というように鼻を鳴らして駆け寄ってきます。

飼育用でも並外れた運動能力

湖水地方の山々をかけるように、脚力が抜群に良く1メートルの高さの障害物であれば易々とジャンプしてしまいます。ジャンプ力のほかにも、ネザーランドドワーフの足の速さは人間の動体視力で追いつくことができないほど俊敏な動きを行います。

飼い主になつきやすいこと

性格はうさぎの個体によって千差万別ですが、大体は好奇心が旺盛飼い主になつきやすい特徴があります。うさぎの飼い主への愛情表現は、舌でペロペロと舐める行動で判断できます。

 

時に個体によっては過剰に飼い主を舐めるうさぎがいますが、うさぎは全身を舌舐めて毛づくろいする為に親愛を示す行動といえます。この場合は愛情表現が豊かな個体といえます。

スリムなフェイシャルであること

ネザーランドドワーフの個体であっても、顔の形は多少はそれぞれ異なって見られるのですが、多くのネザーランドドワーフはスリムな輪郭を持つ特徴が見られます。
野生のうさぎの性質そのものを感じ取ることができます。

鳴き声で意思表示すること

うさぎは鳴かない小動物として有名ですが、意志や我の非常に強い動物でもあります。そのためうさぎは、鼻息をブーブーと鳴らして飼い主に不満を伝えます。
ぶっぶっと音が短い場合には、機嫌が良い時の印です。稀に仔ウサギは、キュキュと鳴くこともあります。
鳴き声以外では、スタンピングで怒りを表すこともありますが、個体で飼っている場合は仲間がいないことでわすれてしまう場合もあります。

ネザーランドドワーフは他の種と何が違うの?

うさぎの種類のなかでも、ペットとして人気のロップイヤーと比較してみた場合の違いをご紹介します。

外見の違いが大きいこと

ロップイヤーに特徴的な耳の形ですが、ロップイヤーのように垂れ耳はネザーランドドワーフには見ることができません
ネザーランドドワーフの耳は、ピンと縦に真っ直ぐに伸びており、長い耳を使って周囲の音や気配を感じ取ります。ネザーランドドワーフの運動能力が高く、俊敏な判断能力にも役立ちます。
また、ネザーランドドワーフの足はロップイヤーよりも細く見えますが、走った時のスピードや障害物へのジャンプ力はネザーランドドワーフが勝ります。

おっとりと俊敏な性質的な違い

もちろん種類に分類される以前に、個体による個性があることは前提ですが、同じメスでもロップイヤーのおっとりした反応はネザーランドドワーフには求められません。
ネザーランドドワーフは、俊敏さと意思表示、優れた動体能力が特徴の種類です。例えば、部屋の中を散歩させるときも、ロップイヤーのようにマイペースでぴょんぴょんと歩いて遊ぶことはなく、ドリフト走行やジグザグ走行が日常茶飯事になります。

運動能力の差

ロップイヤーは、派手な運動は見られませんが、ネザーランドドワーフは、1メートルの高さであれば軽々とジャンプして登り下りを行います。
人間の家具であれば、ベット、タンス、布団、うさぎのケージなどに垂直飛びで登り、ジャンプでおります。時には家具の上から2メートル先まで空中遊泳する姿も見られます。

 

以上のように同じペットで人気のロップイヤーと比較しても明らかに野性的な特徴が見られるネザーランドドワーフです。

ネザーランドドワーフの選び方

これまでネザーランドドワーフの生態について魅力をご紹介しましたが、運動能力に長けているうさぎは問題行動も起こしやすいものです。
ペットショップでうさぎを購入する時には、生体が健康的であることは勿論ですが、うさぎの行動にも注目するべき点が幾つかあります。

「 ペットショップで確認する項目」 ケージ内のトイレや吸水器などのちゃぶ台返しの有無

うさぎは鼻先や顎を使って、ちゃぶ台返しを行う時があります。とくに、ネザーランドドワーフにこの兆候がおおく見られます。
ペレットなどの餌ばこが食べずらくて気にいらないという場合や、トイレが掃除されていないなどの正当な理由がないちゃぶ台返しが見受けられる個体であれば、少々気性の荒い個体であるかもしれません。
飼い主との相性の兼ね合いをみておとなしいタイプのうさぎを望んでいる場合は、今後の躾にかける労力を労うためにも避ける方がお互いにとっても良いことになります。
元気が良すぎる個体であれば、一室うさぎ小屋にするようなダイナミックな飼い主に飼われた方が幸せになります。

トイレの躾

ネザーランドドワーフは、トイレを決まった場所に覚えてくれる動物ですが、忘れやすいという一面もあります。
ふとしたことでケージと勘違いしたとき、おもらしがおおくなり飼い主は頻繁に洗濯物に追われることにもなります。
うさぎは放っておいても自分のトイレは覚えてくれますので、トイレの躾が済んでいる個体を選ぶと飼い主としても楽です。

まとめ

ネザーランドドワーフは、野性の本能が強い一方でペットとしてはやんちゃな方の種類です。体毛がふわふわで丸い瞳に惹かれて買い始めても、そのエキセントリックな生態に戸惑うことでしょう。ネザーランドドワーフを飼うときは飼い主がきちんと生態を理解してあげると、うさぎはよく言うことを聞いてくれるようになります。