シュウウエムラが好きな私がオススメするベストメイクアップ用品と好きな理由

シュウウエムラは植村秀が創設したメイクアップブランド。植村秀は1950年代後半ハリウッドに渡り、メイクアップアーティストとしての活動をスタートさせた。

高い技術力で注目され、多くのハリウッド女優たちから指名をうけた、日本の男性メイクアップアーティストとしての先駆者である。1965年、日本初のハリウッド式「メイクアップ アトリエ」を開設し、若手アーティスト育成のためのメイクアップレッスンを開始。1967年に「シュウウエムラ」が設立された。
プロフェッショナルな精神を守り続けるサロン向けブランドで、「髪と顔は不離一体のものである」という理念のもと、サロンと共に様々なメニューを通してお客様に適したスキンケアからメイクアップまで、ヘアと合わせたトータルビューティーを提案するブランドである。

一号店は日本の表参道、二号店はフランスのパリにオープンされた。パリは表参道がオープンした3年後1986年にオープン。パリの二号店がオープンした時、プレスから『シャネルは化粧品にファッションをもたらした。シュウ ウエムラは美容にアートを持ち込んだ』と賞賛された。

シュウウエムラの何が魅力なの?

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とにかく使いやすい!シュウウエムラの製品はベーシックなものが多く使いやすい、アイカラーやチークカラーなど色のバリエーションが豊富で、プロでも素人でもとても使いやすい化粧品である。

プロ目線からはベーシックなものだからこそ自分の技術、発想力次第で変化を生み出せる化粧品と認識されている。

シュウウエムラといえばオイルクレンジング

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シュウウエムラは、美しい素肌は、メイクアップの発色や仕上がりの美しさ、メイク持ちの良さにつながってくると信じている。植村秀はメイクはクレンジングに始まりクレンジングに終わると考えられており、肌の調子が悪いモデルは何回もオイルクレンジングすることで、肌をいい状態にもっていきメイクをしたと言われている。
そんなオイルクレンジングは様々なバリエーションがでており現在は6種類
香りもテクスチャーも様々で、さっぱり系からもっちり系まで使うごとに変化する肌を楽しめる。最近は大気の汚れなどを落とせるクレンジングやアンチエイジングができるクレンジングがある。
体調や肌の調子などでそれぞれ日によりクレンジングを変える楽しみもあるだろう。
クレンジングの使い方は、まず顔全体にマッサージするようにのせ、お湯を手に取り顔の上で充分乳化させ、そのあと流すのが良いと言われている。

ダブル洗顔不要。古い角質もおとすので洗い上がりの素肌のやわらかさをぜひ堪能してほしい。

シュウウエムラといえばベースメイク

シュウウエムラといえばベースメイク用品がとてもよい。メイクの完成度を高めてくれるのは全てベースメイクにかかっているといわれている。
シュウウエムラのベースメイクは一切指はつかわない。作り手の体温でベースメイクの出来を左右されないよう、5角形のスポンジを使用し仕上げていく。
私が1番好きなファンデーションはザライドバルブフルイドファンデーションである。これは発売当時、多くのメイクアップアーティストが絶賛した逸品。


ファンデーションでは難しいとされていた自然なツヤ感とカバー力の両立をさせたものである。更にコンシーラーがいらないカバー力。
ライトが発光したようなツヤがでるファンデーションとしてこの名がつけられた。
更にスポンジが付属しており、このスポンジで“タッピング”をすることでツヤとカバー力を両立させた。
このスポンジは雪だるまのような形をしており、職人が1つ1つ手作業で作っているという。プロはファンデーションのツヤを出す際に顔の箇所毎に細かく量を調節し、タッピングしていく。

このスポンジはそのタッピングが素人でも簡単にプロの技が実現できるとされている。程よい圧力がかけられツヤを出せる、とても簡単にファンデーションを扱えるようになるスポンジである。素人でも簡単に目指せる素肌感、女優肌。ぜひつかってみてほしい。

シュウウエムラはヘアメイクの世界にアートを持ち込んだ

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シュウウエムラはシーズン毎に洋服を発表するように新しいヘアメイクの提案をしている。その提案はとても考えぬかれていて、いつも驚かされる。フランスのパリで、シーズン毎にいつもヘアメイクが熟慮されている。その年のコレクションでこれが流行る、髪色は髪型は、、、などいくつもの予測を元にそのシーズンのヘアメイクが生み出される。それをIt girlが体現する。
顔にアート作品が描かれているような繊細な線。色使い。立体的な顔に描かれるアート。360度何処から見ても美しく、素敵だ。
シーズンのメイク案をモデルに描いていく。メイクをモデルの個性を生かし表現していく。とても難しい作業だ。それに加えヘア。メイク、ファッション、モデルの骨格をみてヘアを仕上げていく。これも360度何処から見ても素晴らしい。

ファッションはそれだけでは表現できない。ヘア、メイク、モデル 全てがマッチしてこそ最高の作品になる。
シュウウエムラのメイク作品で好きな作品がある。第一作目のモードメイク「フラギー」植村秀は「服に柄があるように、アイシャドーにも柄があってもいいのではないか」と語った。

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まぶたにレースのゴールフラグの絵柄。白と黒のチェック柄。なかなか大胆で思いつかない発想。そして難しい。
まぶたの皮膚は非常に弱く薄くよれやすい。そして立体感がある。その上にフラグを描くのだ。まるで旗があおがれているような臨場感も出ている。それを瞬時に表現する。

植村秀のメイク時間はとても短いとされていた。だから表現できたのかもしれない。いま見ても斬新で先鋭的。だれもが想像つかないことをやってのけてしまう。
その後120もの作品を生み出したときいている。
植村秀はいつも最先端でいつも挑んでいる。だから尊敬されて、愛されて今も彼のアイデンティティが詰まったメイク用品が選ばれているのだろう。

 

私はシュウウエムラのメイク用品を買うときは、それが作られた思いや過程の話を聞くのが好きだ。それを聞くことで好きなメイク用品が増えるし、メイクをするのが楽しくなる。そして必ず自己流では使わない。使い方のポイントを聞いて、その製品の1番いいポテンシャルを引き出せるように熟知した上で使っていく。作り手の思いを知り、正しい使い方を知る。この過程が1番いいメイクを引き出せる。シュウウエムラは私にそれを教えてくれた。

 

いま、植村秀の直接の弟子が少なくなる中、直接の思いを受け継いだヘアメイクアップアーティストが、まだシュウウエムラで様々な製品や思いを伝えるために居続けること。それはブランドにとってとても大切なことで、貴重なことだ。多くの人に愛された植村秀が作ったブランドがきちんと守られて受け継がれていく。それが伝統になり歴史をつくっていく。そんなきちんとしたブランドをこれからも知りたいし、ちゃんと知ってほしいと思う。
私の好きなメイクアップブランド。それはシュウウエムラであり、ずっと好きなブランドだ。今でも昔の話をきくとワクワクする。シュウウエムラの歴史も好きだが、今ブランドが提案している毎年2回のシーズンコレクションもとても好きだ。いつも、これからもワクワクするブランドであり続けてほしい。