我が家の料理には欠かせない!米油の驚きの魅力

揚げ物や炒め物など、お料理に欠かせないのが油ですが、一口に料理油といっても菜種油、コーン油、ごま油、綿実油など実に様々な種類があります。その中で、我が家で長年に渡り愛用しているのが「米油」です。この米油の魅力について、お話します。

米油ってどんな油?

米油とは

米油とは、玄米を白米に精米する時に出来る「米ぬか」が原料になっています。利用法が少なく捨ててしまうことの多い米ぬかですが、実はこの米ぬかにはたくさんの油分が含まれており、米ぬかを搾ることで米油を抽出することが出来るのです。

米油の使われている食品

米油の特徴として、一番に挙げられるのが「香ばしさ」です。そのため、レストランや料亭では、揚げ物の際にこの米油を使用している店舗が多いです。また、身近なお菓子にも使われているケースが多く、あられやおせんべいに香ばしさをプラスするため使われていたり、ポテトチップスの軽い揚げ感を出すために用いられたりしています。このように、米油に馴染みがないと思っている人でも、知らず知らずのうちに米油を使った食品を口にしているようです。

米油の美味しさの秘密

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油の酸化

油料理を食べた時に少量で気持ち悪くなってしまったという経験や、揚げ物を調理していると食べていないのに胸いっぱいになって食欲が落ちたという経験をされた方は多いでしょう。これは、「酸化した油」や「油酔い物質の発生」が原因です。油は空気中に触れるとどんどん酸化し、においと味が悪くなります。古い油で揚げた天ぷらと、おろしたての油で揚げたものとでは味がぐんと違いますよね。そのように、油はどうしても劣化してしまう食材と言えます。

酸化しづらい米油

米油には大量のビタミンEが含まれており、その含有量の多さから一時はテレビ番組などでも「スーパービタミンE」と話題になりました。このビタミンEには強い抗酸化作用があり、その働きのおかげで米油は他の油と比較してとても酸化しにくくなっています。

また、米油には酸化しやすくなる高度不飽和脂肪酸の含まれる割合が少ないため、酸化されにくくなっているという性質もあります。そのため、揚げ物に使用した油はその後何度か使用しても味が落ちることはありませんし、揚げ物をした後の鍋への付着物も少なく、片付けにも手間どらないというメリットもあります。

油酔い物質を発生させにくい米油

油酔いの正体は、油を加熱した時に発生する「アクロレイン」という油酔い物質です。このアクロレインの発生が、米油は非常に少ないのです。その秘密は、米油に多く含まれる「γ-オリザノール」です。γ-オリザノールはアミノ酸の一種で、加熱の安定性を非常に高めてくれるため、米油では油酔いしづらいのです。

米油は健康に良い!

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米油に含まれる健康成分

米油には様々な健康成分が含まれており、「油のお医者さん」とも言われるほどです。実際どのような健康成分かというと、前述したものもありますが、

  • ビタミンE(トコトリエノール)
  • ビタミンB1、B2
  • リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸
  • アミノ酸(γ-オリザノール)

などがあります。
また、植物油の中でも米油はダントツに植物ステロールを多く含んでいます。

どのような健康効果が期待出来る?

コレステロールを下げる

米油に含まれるビタミンEや不飽和脂肪酸、植物ステロールには、コレステロールの酸化を防ぎ血中コレステロールを下げる働きがあります。

動脈硬化の改善

酸化したコレステロールを元に戻す作用のあるトコトリエノールの働きは、動脈硬化の予防、改善にも大きな働きをします。

心筋梗塞予防

現代習慣病として成人に多いと心配される心筋梗塞ですが、これも血管の詰まりが原因となっています。米油の血中コレステロールを下げる働きで予防することが可能です。

更年期障害の改善

米油に含まれるγ-オリザノールは、自律神経に働きかける効果もあります。そのため、更年期障害予防にも大きな働きを持っています。

米油は美容にも良い!

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米油に含まれる美容成分

もう一つ、米油には嬉しい魅力があります。それが、「美容にとても良い効果がある」ことです。米油に含まれるビタミンEが、とても高い美容効果をもたらしてくれるのです。ビタミンEはアボカドやモロヘイヤ、キャビアや明太子といった魚卵系食材に多く含まれることで知られていますが、毎日使う米油から手軽に摂取出来れば嬉しいですよね。

どのような美容効果が期待出来る?

米油がもたらす具体的な美容効果ですが、次のようなものが挙げられます。

アンチエイジング効果

特に注目したいのがこのアンチエイジング効果です。ビタミンEに含まれる抗酸化効果は非常に強く、酸化してしまった肌に働きかけ、シワやシミの改善効果が期待出来るのです。特にこの米油に含まれるビタミンEは、「スーパービタミンE」とも呼ばれる抗酸化作用の強いもので、強いアンチエイジング効果が期待出来るのです。

美肌効果

米油にはメラニン生成を抑える効果もあります。そのため、肌のシミを抑えることが出来るのです。食べても効果はありますが、私のオススメは、気になるシミがある場合にはその部分に直接塗る方法です。「そんなことしたら、肌がベタベタになるんじゃ…」と思われるかも知れませんが、米油は他の食用油に比べてベタつきが少なく美容オイルと同じようなサラッとした感触なので、気になる部分だけにちょっと付けることに何の問題もありません。私はこの米油を塗る方法で、気になっていたシミを薄くすることが出来ました。

手に入れやすいのも米油の魅力

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コストパフォーマンスの良さ

ここまで米油の驚きの効果を見てきて、「きっと普通の食用油と比べて値段が高いに違いない」と思われる方も多いでしょう。確かに、一般的に家庭で使用されているサラダ油と比べると値段は高いですし、中には高額な米油商品も販売されています。ですが、高いといっても相場は5~600mlで数百円程度です。

他の油でいうと、エキストラバージンオリーブオイルと同じくらいかそれより少し安いくらいでしょう。(あくまで私個人のこれまでに基づいた意見です。)美容化粧品や健康サプリメントを購入するより遥かにお得と言えます。
また、米油は先にも述べたように「酸化しにくい」という利点があります。そのため、揚げ物などにも何度も利用出来ますので、割高に見えても実はとてもコストパフォーマンスの良い油と言えます。

スーパーで手軽に購入出来る

米油は貴重なもののように思われがちですが、スーパーマーケットの店頭にも置いてあります。特定の健康食品のように、わざわざカタログを取り寄せたりインターネットで申し込む必要はなく、買い物に行ったついでに購入することが出来ます。私はネットショッピングも好きですが、出来れば初めて購入するメーカーのものは一度自分の手に取って、じっくり品質表示などを見てから決めたいので、米油が市販で出回っていることにとても喜んでいます。大きいスーパーで無い限り、たくさんの種類の米油が売っていることはありませんので、様々な中から選びたい方にはインターネットなどの利用が便利だと思います。

まとめ

ここまで、私の愛する米油の魅力を語ってきましたが、とにかく一番伝えたいことは、米油が「美味しく健康的に美しくなれる食品」だということです。今回興味を持っていただけた方は、是非今度油を購入する際は、米油を選んでみてください。