神楽坂という街の魅力(食べる!飲む!遊ぶ!迷う!?)

私が大好きな街、それは「神楽坂」です。ここでは、私のお奨めを紹介しながら街の魅力について語ってみたいと思います。

神楽坂ってどこ?

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神楽坂といえば、嵐の二宮君が主役をした倉本総ドラマ「拝啓 父上様」の舞台になった場所として有名になりましたが、実際どのあたりのことを指すのでしょうか。神楽坂とは、新宿区に位置し、電車の最寄り駅で言えば、東西線・神楽坂駅(坂上)からJR飯田橋あたり(坂下)のエリアを指します。

神楽坂という坂自体は、坂上から坂下まで、まっすぐ歩いて20分程の商店街なのですが、実はその脇には沢山の横丁があり、そこには神楽坂通りを歩いているだけではわからない、魅力的な世界が繰り広げられるのです。

神楽坂の歴史

神楽坂は、その昔、花街と言われた場所で、石畳の裏路地に入ると、一元さんお断りの料亭が並んでいたり、路地から芸者さんが奏でる小唄が聞こえてくるような街でした。有名な政治家や、文豪もこの街をこよなく愛したことで有名です。文豪がこもって原稿を書いた宿や、原稿用紙を買いに来た文房具店、有名政治家が、好んでいつも料亭に運ばせたという豆腐の店などがまだ残っており、多くの歴史とともに歩んできた街だといえるでしょう。

神楽坂の魅力はフランスの文化?

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神楽坂の街並みは、歴史を感じる石畳や、料亭の面影を残す日本家屋など、京都を思わせるような古い街並みです。しかし、そんな日本的な面とは反対に、フランス人が日本で一番多く住んでいるのも、実は、この神楽坂なのです。そのため、街にはフランスの文化があふれ、フランス語が飛び交っています

フレンチを出すビストロはもちろんのこと、フランス語が学べる文化センターや、フランス語の書籍を売る本屋さん、そして、街角には、フランス産のチーズとワインを売る店と、そこに立ち寄ったフランスパンを片手におしゃべりするフランス人たち。
花街時代の粋な和と、フランスの文化がミックスしたこの雰囲気が、他の街にはない神楽坂独特の魅力を醸し出しているのではないでしょうか。

また、神楽坂で楽しいのは裏路地散策です。坂の途中には、見落としてしまいそうな石畳の小さな路地がたくさんあり、その横丁に入っていくと、まるで隠れ家のようなバーやカフェと出会うことが出来ます。看板もないような小さなカフェやバーの扉を開ければ、そこには居心地のいい、非日常空間に出会えること間違いなしです。

神楽坂で食べる・飲む

和食を楽しむ

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神楽坂には、昔の建物を改造した、雰囲気のある和食の店が数多くあります。
外見はまるで料亭で、敷居が高いように感じるかもしれませんが、実際は普通に入れる居酒屋さんという場合も多いので、誰でも気軽に食事を楽しむことができます。共通しているのは、どの店も古いものを大切にし、その昔ながらの雰囲気を楽しめる店にしているということです。

そんな雰囲気を味わいたい方にお薦めなのは「カド」という和食の店。その名の通り、通りのちょうど「角」に位置し、まるで誰かの家のようなたたずまいで、一見、店だとは気がつきません。よーくみると、表札のような場所に「カド」という文字が。店は古い家を改造しているので、土間や、縁側もあり、まるで田舎のおばあちゃんのうちに遊びにきたみたいな、懐かしい気持ちになれます。

ランチタイムは、縁側のそばで、庭で日向ぼっこをしている猫を眺めながらお昼ごはんを食べるたり、夜は土間で、流れてくるラジオを聴きながら、熱燗を立ち飲み。まるで、タイムスリップしたかのような空間で食事を楽しむことが出来ます。

その他にも、もと芸者さんがやっている小料理屋さんなど、粋な和食の店も数多くあります。

フレンチを楽しむ

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フランス人No1居住区だけあって、フランス人も納得して通う、本格ビストロがたくさんあります。日本では、フレンチというと、”大きなお皿に小さなポーションの食事、そこにおいしそうなソースがかかっている”といったイメージでしょうか。しかし、神楽坂のフレンチはかなり違います。おなかがいっぱいになりそうなパテの前菜に始まり、がっつり肉の煮込み料理に、山盛りマッシュポテト、さまざまなチーズの盛り合わせ、そこに個性豊かなフランスワインが拍車をかけて(?)もりもり食べる!といった感じです。フランス人のシェフやウエイターさんも多く、フランス語の飛び交う雰囲気もさることながら、石畳の小道をまがると、ビストロの灯りがみえて、中からはシャンソンが聞こえてくる・・・といった、佇まいが素敵なビストロが多いのも魅力の一つです。

 私のお薦めは「ラ・ビチュード
実はここ、「拝啓 父上様」のドラマの中で、二宮君が、お母さん役の高島玲子さんを、誕生日につれてきてあげた場所として使われたんですよね。
フレンドリーなスタッフ、フレンチの雰囲気いっぱいのかわいい雰囲気、ボリューム満点の食事、いままでフレンチが敷居が高くて~と思っていた方は、そのイメージが覆されること間違いなしです。

バーで楽しむ

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神楽坂の散策の醍醐味と言えば、自分だけの隠れ家バーを見つけることではないでしょうか。神楽坂の路地を一歩入ると、そこにはまったく看板のないバーや、見落としてしまいそうな小さな階段をあがった二階にある、といったような、まさに隠れ家的なバーがたくさんあります。

もちろん、ネット情報などで調べて、お目当てのバーを探しにいくのもいいのですが、私のお薦めは、路地で迷子になってみること。あてもなく路地を歩いていくと、気になる灯りが見えたり、バーの入り口なのか迷うような扉を発見したり、大人でも、ドキドキとワクワクが堪能出来ます。そして、もし、気になる場所に出会えたら、自分の直感に誘われるままに、その扉を押してみることをお勧めします。その出会いこそあなただけが出会えた神楽坂の魅力の一つになる、と思うからです。

私のお薦めは、「BEER BAR Bitter
石畳の横丁の路地にボーっと浮かぶ赤いランプを見つけられたら、大成功。その脇の階段を上がったところにある、ベルギービールの店が「Bitter」です。
ベルギービールは、ワインが出来ない国ベルギーのビールなので、ビールにかける情熱がパンパじゃないです。木苺の香りのピンクのビールや、蜂蜜風味のような女子が気に入りそうな、デザートビールのようなものから、かなりアルコールが高いものまで、数多くの種類のビールがあります。

そしてなによりベルギービールの楽しいところは、そのビールにあった専用のグラスに入れてくれるというところなんです。中でも、私のお気に入りは ピンクエレファントというビール。その名の通り、小さくてかわいいピンクの象がちりばめられたキュートなグラスで出てくるビール。でも、実はこのネーミング、度数が強いため、飲みすぎるとピンクの象が見え始める(!)ということからついたそうです。かわいいだけに、女子のみなさんご注意ください。

神楽坂で買う

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神楽坂には、老若男女を問わず、お土産にしたい素敵なものがたくさんあります。
中でも、和小物は神楽坂らしいお土産として、喜ばれるのではないでしょうか。

私のお薦めは、まかないこむすめという和をテーマにした和小物屋さん。うさぎをモチーフにしたイラストがかわいらしく、特にコスメ商品が充実しています。
ゆずの香りのクリームや、金箔のはいったリップバーム、シルクの洗顔パフなど、自分でも使ってみたいアイテムがいっぱいです。|

素敵な香りのお線香が手に入る「椿屋もお奨めです。特に、ちりめんで作られた匂袋は、飾ってもかわいく、香りも上品で贈り物にぴったり。

また、神楽坂には和菓子の老舗もたくさんあるので、これも神楽坂ならではのお土産に。
私のお奨めは、「五十鈴」の神楽坂饅頭。ここは甘納豆で有名でなので、もちろんそのお土産もありなのですが、手作りパイ生地に包まれたしっとり餡が絶品な神楽坂饅頭は、神楽坂の名前も入ってお土産にぴったりです。

神楽坂で遊ぶ

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神楽坂は、街歩きが楽しい場所だと思うのですが、デートするのにどこかいいところはないかな、という方のために、お奨めの場所をご紹介します。
それは、JR飯田橋駅を降りて徒歩3分の場所にあるカナルカフェ」です。カナルカフェは、イタリアンレストランと、ウッドデッキの開放的なカフェがお堀沿いに併設されていて、都心とは思えないような、自然あふれる素敵な空間です。

なんと、このカナルカフェは食事だけではなく、ボートにのることも出来るので、デートにお奨めなんです。お日様のあたるランチタイムや、夕暮れ時も素敵なのですが、中でも桜の季節は、お堀沿いの桜が一斉に咲き絶景です。ワインを片手に桜を、というのが神楽坂のお花見スタイル。恋人と素敵な時間を過ごせること間違いなしの場所です。

最後に

以上、神楽坂の魅力をお伝えしてきましたが、これはほんの一部で、まだまだ書き足りないことが沢山あります。
私は、その魅力にとりつかれ、住居を神楽坂に移すまでとなってしまいましたが、住んでみると、今度は、神楽坂で出会う人々の魅力に新たにとりつかれています。

多くの文豪や文化人が愛した神楽坂、この街の魅力とはなにか、是非、みなさんも裏路地で迷子になりながら、その魅力に触れて欲しいと思います。